2012年2月4日土曜日

授業用ウェブサイトの移動

いろいろな使い勝手の関係で、ここに引っ越します。
担当授業のためのウェブサイト
普段使いのアカウントで作ったGoogle Siteです。
ウェブサイトだけど、ブログのように更新できるガジェットもある。便利なもんだ

2011年9月4日日曜日

生成音楽ワークショップのサウンド・インスタレーション:エオリアン・ハープ

後期のスタジオ授業で、二回ワークショップをお願いしている生成音楽ワークショップが「黄金町バザール2011」に参加してサウンド・インスタレーションを展示しています。
杉山紘一郎さんと一緒に、エオリアン・ハープを設置しています。
関連のある人は見ておくように。
関心のある人はどうぞご覧ください。

場所はここ。
日ノ出スタジオ (黄金町エリアマップ)と、その前の「旭橋」というところ。
本人たちのお知らせはここ。
第4回「聴く」装置としてのエオリアン・ハープ | 生成音楽ワークショップ

生成音楽ワークショップのお二人には、後期のスタジオ授業でワークショップをしてもらいます。
11月19日(土)と12月3日(土)にしてもらいます。
授業参加者以外も参加可能なものとなるかどうかとかは未定。
詳細が決まったら連絡します。

2011年7月29日金曜日

SSS:「音を置く」プロジェクト:まとめ

7月13日に、教育人間科学部人間文化課程の一年生全員に、キャンパスのメインストリートに設置したこの音についてアンケートに答えてもらいました。
アンケートは感想を収集するために行ったもので、統計処理などを行うことは考えていませんでした(使用したアンケートは下記の通りです)。とはいえ、メインストリートに置かれた音に多少なりとも「違和感」を感じてその「違和感」がその後も継続した学生が三分の一程度はいたことを知ったことは、この「音を置く」プロジェクトは、今後も継続的に行なっていく価値があることを示してくれるものではないかと思います。

7月29日のYGSCスタジオ講評会では、この「音を置く」プロジェクトについて報告を行いました。
今後、「音と空間との関係」をもっと増やすこと、他の種類の音も使うこと、などの意見をいただきました(学生が増えなければ出来ませんが)。また、アンケートや講評会での報告で使った言葉で、「なじむ」や「違和感がある」などの主観的な言葉には注意が必要である、という意見もいただきました。これは、工学的もしくは心理学的なアプローチが採用されがちな「サウンドスケープ研究の方法論」に対する基本的な疑義でもあります。今後の課題としておきます。

ともあれ、このプロジェクトは、参加学生の人数を増やして様々なやり方を試行錯誤して今後も継続的に行なっていくつもりです。
みなさん、よろしくお願いします。
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質問:音響空間スタジオ用 2011年7月13日
19日までに中川の研究室(1-503)に提出すること(20日には受け付けない)。

Q1.音があることに気づきましたか? 気づいたとすれば、どのような状況で気づきましたか?(どこで音が発生していると思ったか、あるいは、音だけに気づいた、変なモノが見えて気づいた、など)

Q2.どのように感じましたか?(好悪の感情など、自由にできるだけ多めに記述してください。)

Q3.音を聞いた後、他の音に対する感じ方は変わりましたか? 変わったとすればどのように?(たとえば、何かの音に注意深く耳を傾けるようになったりしましたか?)

Q4.また、そのような変化は翌日以降も続きましたか? あるいはそもそも、翌日以降も、音のことを覚えていましたか?

Q5.今まで「メインストリート」で聞いたことがある音として思い浮かぶものを教えてください。(例:足音、チャイムの音、空調の音、葉っぱの音、話し声、など)

Q6.そのなかで好きな音/嫌いな音を教えてください。また、その理由を教えてください。

Q7.あなた自身のことについて教えてください
性別/学年/学部

2011年7月16日土曜日

SSS:「音を置く」プロジェクト:音の設置(7月11日-15日)

7月11日(月)から7月15日(金)の10:00-16:30まで、このスケジュールで、MP3プレイヤーと充電式スピーカーを用いて音を置きました。










以下は、その様子を示す動画です。また、その際に使用した音もYoutubeにアップロードしてあります。

2011年6月30日木曜日

SSS:「音を置く」プロジェクト:作業日誌:7.6/30/2011

第 7 回 Jun.30 2011

前回決定した設置場所に台を設置し、音を流してみた。音の種類は「Max Neuhaus のような同じ音」をずっと流すこととした。

設置場所と設置方法(下の写真)、音の種類を決定した。今回設置した台に天候などを考慮して雨よけと扉を付加する予定である。

次回はインスタレーションの設置期間中のスケジュールを決める。またアンケート用の質問の確認をおこなう。


設置場所 裏面の設置の仕方



2011年6月23日木曜日

SSS:「音を置く」プロジェクト:作業日誌:6.6/23/2011


第 6 回 Jun.23 2011

今回も、制作してきた音が設置場所でどのような音に聞こえるかを確認した。前回制作した音に加えて「鈴虫の鳴き声」「Max Neuhaus のような音」を加えた。

◯設置する音に関して

夏に設置するので、その季節感を狂わすような音「鈴虫の鳴き声」は涼しく感じられ、「Max Neuhaus のような音」も一定の音が常に鳴り続けることでサウンドスケープの変化を感じやすくなるのではないだろうか。 すでに制作してあった「水の音」も、反復を強調することでサウンドスケープに強い影響を与えられるのではないかと考えた。

◯音を設置する高さ

音を設置する高さは、地面でも頭上でも、音量という面からはあまり変化がないことがわかった。

◯音を設置する場所

駐輪場の標識(下の写真)の裏に設置することを検討する。次回はこの標識の裏に台を設置し、雨などの天候もふまえてスピーカーの設置方法を考えていく。

2011年6月16日木曜日

SSS:「音を置く」プロジェクト:作業日誌:5.6/16/2011

第 5 回 Jun.16 2011

制作してきた音を屋外の設置する場所に行き、実際に音を流してみた。どのようなスピーカーを使うかを検討した。時間帯は3限目。授業中だったので、今まで作ってきた音であっても違和感を維持しつつ聞くことが出来たが、休み時間になり人通りが多くなると、制作してきた「水の音、水と葉っぱの音、鳥の鳴き声、足音」では人ごみに埋もれてしまい印象が薄くなりすぎるように感じた。

◯設置する音に関して

前回までに制作してきた音で、足音は設置場所に埋もれてしまうので除き、他の 3 つは残しつつ新しい音を考えることにした。歩いている人のサウンドスケープを変化させるきっかけになるような音とはどんなものなのだろうか。

その音を聞いた人が少し驚きを得るような音を制作する。

◯音を設置する高さ

設置場所には木々も多く生えているので、スピーカーを人の頭上くらいの高い位置に設置することもできる。スピーカーを地面において聞く場合と、頭上から音を聞く場合では、音に対する印象は変わると思われる。音の種類だけでなく、音を設置する高さも考慮にいれる必要がある。

使用予定機材

MP3 プレイヤー:トランセンド T.sonic MP330 TS4GMP330 (4GB)

スピーカー:グリーンハウス GH-SPA111YW